プレドニン
プレドニンという薬について
人は副腎という臓器から非常に大切なホルモンを分泌しています。
このホルモンは、ステロイドホルモンと呼ばれ、生体のバランスを維持していくためのさまざまな働きがあります。
プレドニンは合成された一種のステロイドホルモンで、免疫異常を抑え、炎症やアレルギーを緩和する薬です。
とてもよく効く薬ですが長期にわたって服用していくと、さまざまな副作用が出てきます。
しかし、主治医の指示通りに量を守りきちんと服用すれば決してこわい薬ではありません。
この薬を飲んでいる間、また薬を飲まなくなってもしばらくの間は本人の副腎は休んでいます。
そのため薬を急に減量したり中止したりすると体が反応できずにステロイドホルモンが体内に不足します。
そうすると、病気が急に悪くなったり、体の具合が悪くなったりするので、自己判断で薬をやめたり、量を変えたりは絶対にしないでください。
日常背活での注意点
1.ステロイド剤は骨の成分を減少させるため、骨が弱くなっています。
病気が悪くならない程度に体を動かすようにしましょう。
寝てばかりだとよけいに骨がもろくなります。
つまずいて転んだりしないよう、注意して下さい。
蛋白質やカルシウムをとりましょう。
2.ステロイド剤を服用している人は胃があれやすくなってます。
胃を保護するための薬をしっかり飲みましょう。
薬は食後か、または軽食と共に服用してください。
コーヒーのような刺激のあるものと飲むのはさけましょう。
3.ステロイド剤は生体の防御機能も抑えるため、感染症にかかりやすくなっています。
@うがいをしましょう。
A歯をみがきましょう。
B体は清潔にしましょう。
Cけがをしないようにしましょう。
D風邪をひかないようにしましょう。
4.ステロイド剤は糖尿病を促すことがあります。
食欲がでることがあります。
間食は出来るだけ避け、糖分は控えめにしたほうがよいでしょう。
5.顔がポッチャリとしてくることがあります。
顔がポッチャリしてきたり、お腹に脂肪がついてくることがあります。
しかし、薬の量が減ってくれば必ず直ってくるので、気にする必要はありません。
6.直射日光に対する影響
プレドニンを長期にわたって多くの量を内服していると皮膚が薄くなってくることがあります。
傷などつくらないようにしましょう。
また、膠原病の方は直射日光に当たらないようにしましょう。
次のような自覚症状を感じたら医師に連絡ください。
@うなされたり、情緒不安定に陥ることがある時。
A消化不良や胃痛がある時
B視力が急に落ちた時
C便の色が黒い時
D熱感がある時